TOEICと英検とを比較したら予想以上に○○だった件-CEFRと資格

2017年12月6日 1 投稿者: english-otter

 

SNSで知り合った、ヨーロッパ某国の歳下の女の子とWhatsApp で交流していたら、英語学習の話になったよ。

「まって。カワウソ、また外国の子をナンパしてたの?」

ナンパじゃないよ!

あくまで交流だよ。

お互い母国に住んでいるから、会うことなんてほぼ無理だよ。ぼくは健全だよ。

さて、話を戻そう。

彼女はとある英語のテストを受験して、見事CEFRのB2レベルだと認められたよ。

「CEFR?B2?どのくらいのレベルなの?」

うん、今日はそのCEFRについて、じっくり見ていこう。

「英語ができる」「英語ができない」の基準はどこだろう?

1.CEFR-英語レベルの統一基準

 

まず、CEFRとは何かというと、

ヨーロッパ共通参照枠 (CEFR) は、言語能力を評価する国際指標です。(中略)

もとは、EU欧州評議会にケンブリッジ大学英語検定機構が協力して、ヨーロッパ共通で使えるよう考え出した言語教育と評価の方法のガイドラインです。

(Cambridge Center より)

「どういうこと?」

例えば、日本人が自身の英語力を示すのに、英検やTOEICの点数を書くでしょ?でも、TOEFLの点数を見る人はあまりいないよね。

だから、TOEFLしか受けていない人の英語力がどのくらいなのか、日本人の多くにはピンとこない。もしくは、複数の言語を勉強しているとき、自分は英語とフランス語のどちらがより堪能か、なかなか比べるのが難しい。

そういう問題を解消する指標の一つなんだ。

「どうやって比べるの?」

各言語ごとに6つのレベルがあるんだ。基礎から順に、A1,A2,B1,B2,C1,C2。

日本の大学の成績評価等では、スキルの高い順にABCがつくけれど、CEFRでは、スキルの低い順にABCがつくんだね。

英検1級英作文のトピックは予想できるのか検証してみた。

2.CEFRのレベルごとに、何ができるか

 

では、具体的に、どの程度のレベルなのか見ていこう

ブリティッシュ・カウンシル(pdf) では大まかにA1(小学生)A2(小〜中学生)B1(中学〜高校)B2(高校〜大学)C1-C2(大学生以上)としているよ。

ブリティッシュ・カウンシル 表の一部を抜粋すると

B1…仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題につ いて、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。 その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人 的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を 作ることができる。

B2…自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題 でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解 できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取 りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題につい て、明確で詳細な文章を作ることができる。

C1…いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解し て、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与え ずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を 営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟か つ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確 で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる。

C2…聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解する ことができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情 報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。 自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。

(ブリティッシュ・カウンシル https://www.britishcouncil.jp/sites/default/files/pro-ee-lesson-level-cefr-jp.pdfより)

先ほど触れた、ヨーロッパちゃんに関しては、B2、つまり、高校卒業程度以上の英語力を身につけたということだね。

3.TOEICの評価は低い

「じゃあ、英検とかTOEICはどのくらいなの?」

各試験団体のデータによるとの対応表文部科学省 (http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/117/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/11/04/1363335_2.pdf)

では、

ヨーロッパでは高校卒業以上とされるB2に対応するのが、

英検…準1級

TOEIC 1095-1300(L/R 785-)

TOEFL iBT(72-94)

大学生以上のC1が

英検…1級

TOEIC 1350-1390 (L/R 945-)

TOEFL iBT (95-120)とあるよ。

ぼくの英語力は、TOEICで言えばB2 (ライティング・スピーキングを除く)

英検で考えればC1(スピーキングを除く)となるよ。

英検の二次試験を、英語力の不足ではなく、方向音痴のために不合格になったことで、スピーキング力が未知数という状態にいるよ。

「え、英検1級ってTOEIC945以上レベルなの!?」

もちろん、出題方式が異なる試験だから単純に比較はできないよ。

もし同じ能力が求められるなら、英検1級一次試験に合格したぼくがTOEICで900超えないのは不自然だしね。

とはいえ、TOEICで950超えるには正答率9割程度が必要(トイグル統計で説明!TOEICテスト配点の仕組みとスコア換算表 より)ということを考えると、CEFR基準ではTOEICが相当易しい試験だと考えられているようだね。英検1級が7割程度の正答率で合格できるのとは対照的だね。

そう考えれば、TOEICで785点以上の人は、(TOEICでなくて英語力を上げたいなら)、英検1級などの試験にチャレンジしたほうがいいかもしれないね

まとめると

ヨーロッパで言語の学習レベルの指標となるCEFRでC1(大学生レベル以上)を取るためには、TOEICより英検1級のほうがいいのではないか

本日はここで終了だよ。ぼくの目標は、まず英検1級の2次試験会場に迷わずたどり着き、無事に合格することだよ(^●ω●^)

 

 

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