BTS(防弾少年団)はなぜTIME誌に載ったのか解説してみる

2018年11月13日 0 投稿者: english-otter

はい、どうも。ヤマダカワウソだよ。今日も頑張っていこう。

2018年11月現在、BTSが少々問題になっている。

 

というのも、メンバーの一人であるジミンが、原爆きのこ雲がプリントされたTシャツを着ていたことを発端にミュージックステーション出演が中止になったこと。

そして、ナチス帽を着用していたとして、アメリカのユダヤ人団体から非難されている。

一部の層からは、激しく嫌悪されているようだね。

 

そんな人もいるけれど、BTSは国際的に今最も注目を集めているグループの一つなのは間違いないだろう

 

例えば、TIME誌 10/22号では、BTSが表紙を飾っている。

上部にはNEXT GENERATION LEADERS(次世代のリーダー)

真ん中にはBTS Plus other rising activists, artists, and athletes(BTS他、高騰中の活動家・アーティスト・アスリート)とある。

 

では、そもそもなぜBTSはTIMEの表紙を担当できたのだろうか、TIMEはなぜBTSを表紙に起用したのか。

今回はそのあたりをみていこう。

 

音楽は言葉の壁を超える

メンバーは英語がペラペラなわけではない

BTS、あるいは他の韓国の歌手が世界で活躍するのは、彼らが英語を話せるからだと思っている人はいるかもしれない。

というか僕自体そう思っていた。

事実、例えばTOEFLの国別得点(pdf)を見ても、韓国の受験者平均は83点、これは中国の79点、日本の71点より高い。

 

しかし、少なくともBTS、防弾少年団に限って言えば、彼らの人気は英語が決め手というわけではないようだ。

(中略)but they’ve done so without catering to Western audiences. Only one of their members, RM, speaks fluent English, and most of their songs are in Korean

しかし、彼らは西洋の観客にすりよることなくそうしている(アメリカのスタジアムで歌っている)。メンバーの一人、RM だけが流ちょうな英語を話し、そして彼らの歌のほとんどは韓国語だ。

TIME

 

BTSと協賛しているアメリカのDJ・Steve Aokiはこのように言っている。

music “doesn’t have to be English to be a global phenomenon”

世界規模の現象であるのに、歌は英語である必要はない

TIME

 

BTSは、別に英語がうまいから人気だというわけではないんだね。

 

君の声を聞かせて

しかし、ではどうしてBTSはここまで人気になったのか。

TIMEで、メンバーのSugaはこのように言っている

We started to tell the stories that people wanted to hear and were ready to hear

私たちは、人々が聞きたい物語、聞こうとしている物語を話し始めた。

TIME

みんなが聞きたいことを話してくれる、だからこそ世界のリーダーとなれたわけだ。

さらに、RMが国連でこのようなことを言っている。

No matter who  you are or where you’re from, your skin color, your gender identity, speak yourself

あなたがだれで、どこから来たのかとか、肌の色とか、ジェンダーのアイデンティティとか関係ない。あなた自身のことを話して

TIME

 

差別を受けている人、そうでない人含め、すべての人類、いや、すべての生物の心に、彼のスピーチは響いただろう。

 

BTSは歌の力というものを信じているようだ。Sugaはこういっている。

Even if there is a language barrier, once the music starts, people act pretty much the same wherever we go. It feels like the music really brings us together.

言葉の壁があっても、いったん音楽が流れると、みんな本当におんなじ反応をする。どこに行ってもだ。ほんとに、音楽が僕たちを一体化させているようだね。

言語の壁を乗り越えて世界のアイドルとなったBTSだからこそ、この言葉に説得力を感じるね。

 

なぜBTSはNEXT GENERATION LEADERなのか


実は、このスピーチこそ、BTSがTIMEの表紙を飾った大きな理由だ。

BTSのほかにもNEXT GENERATIONとして挙げられている人物が何人もいる。

そして、彼ら彼女らには共通点がある。

 

白人でないこと、あるいは女性であることだ。

例えば、イギリスのチェリスト Sheku Kanneh-Mason氏が挙げられている。

彼はBBCの音楽賞を2016年に受賞した人物なんだけれど、なぜTIMEに挙げられたか。

TIMEには、有色人種の子どもたちに、自分たちも古典音楽の世界で仕事できると鼓舞させたからとある。

 

彼は、名誉あるBBCの賞を受賞した初めての黒人音楽家なんだ

さきほどのBTSのスピーチはこのあたりと関連してくる

つまり、肌の色やジェンダーにかかわらず、新たに開拓していく人

それが次世代のリーダーというわけなんだね

 

 

まとめると

TIMEの特集したNEXT GENERATION LEADERSは、有色人種、あるいは女性を取り上げた。その中で、人種差別や性差別の被害を受けている方を開放しようとするBTSのスピーチが、彼らがTIME表紙に採用された理由だろう

 

今回はここまでだよ。

BTSがスピーチしたように、いろんな人の声が聞こえる社会になることを望んでいるよ(^●ω●^)

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