TIMEの英語をTOEIC・英検と比較してみた

2018年11月28日 1 投稿者: english-otter

 

はい、どうも。ヤマダカワウソだよ。今日も頑張っていこう。

以前から、英語学習を目的にTIMEを定期購読しているよ。

そこで思ったのだけれど、TIMEなど本物の英語に触れると、TOEICや英検など、日本の英語試験と感じがちがうところがあるように感じる。

今回は、TIMEの文章と、国内の英語資格との違いを分析してみるよ。

 

この記事を、語学学習に役立てていただけたらと思うよ。

TIME vs TOEIC

TIME vs TOEIC 単語編

TIMEは、英語学習者のみならず、内容の面においても、世界の中で一流といわれているよ。

そんなTIME.当然そこで使われている語彙も、適切なこと極まりない。

英語高地トレーニングの調べによると、10,000語あればTIMEの記事のうち8割は理解でき、12,000語の語彙力があればすべての記事が理解できる(あくまでも単語レベルの話だけど)そうだ。

アルクから出版されている究極の英単語では最高レベルが12,000語となっていることから、TIMEの記事が難なく読めれば、日本の英語学習者としては相当上位に位置すると言えよう。

実際、TIMEを読んでいると、毎回新しい語彙を記録しているにもかかわらず、次々と未知の単語が出てくるよ。

これは、英語の語彙力の高さが僕のレベルを超越しているからだね。

 

さて、一方のTOEIC。

こちらの調査によると、TOEIC公式問題集の問題に出てくる単語の98%は、究極の英単語の単語を9,600語レベルまでマスターすればカバーできるそうだ。

文章をすらすら読むためには、出てくる単語の98%を理解すればよいと言われている。大体10,000語ほど理解すれば高得点の見込みはあるということだね。

単純に比較すれば、TIMEに出てくる単語を調べまくって、慣れてくると、TOEICに出てくる単語は問題ないと思われるね。

 

 

TIME vs TOEIC 文章編

しかし、TIMEを読んだからといって、必ずしもTOEICで900点が取れるわけではない

というのも、TIMEの読解と、TOEICの読み方は微妙に異なるからだ。

TIMEの一部記事は、とにかく長い。

 

分量が6ページとか8ページとかある。

それも、TOEICの文章よりも小さい文字で書かれている。

僕がやってみたところ、TIMEを完読するのに2時間40分ほどかかった。

それも、映画・音楽欄を読み飛ばし、ほかの記事もだいぶ大雑把に読んで、これだけの時間がかかった。

 

それだけ長いし、英語教材として作られているわけではないので、TIMEは文章の内容がだいたい一貫している

だから、途中でよく意味が分からなくても、あるいは固有名詞を覚えていなくても、全体を読めばなんとなく概要はわかるようになっている。

後述するけれど、英検の読解問題の問題は、この内容の概要に沿った問題のように思うよ。

 

一方のTOEIC。僕の実感では、文章の全体というよりかは、部分部分を問うているものが少なくないように思う。

メールや広告記事を読んで、「この部分にこう書いているから答えはC」のように、特定の部分を見逃すと、他の部分がどれだけ読めていても正解できないというケースが少なくない。

とある非公式のTOEIC問題集(とはいえ、有名TOEIC講師が作成していて評価も高いもの)のある問題では、「商品説明が完璧であるよう私たちは努めています」という一文が正解の根拠となる問題があった。

 

文章量の違いもあるだろうけれど、TIMEの記事は全体的に、抽象的に「ざっくり」読んでもアウトラインが理解できる一方で、TOEICでは、具体的に読まなければ解けない問題もある。

ぼくは、TIMEや論文を「ざっと」よむことは得意だけれど、逆に概略だけ理解して、細かいところを注意して読むことが少なかった。

僕がTOEICで900点を取れていないのはそこに原因があると考えているよ。

 

内容を理解するにおいてはざっくり読みでも構わないけれど、英語力向上のためなら、TIMEなどの洋書を丁寧に読むことが大切なのではないかな。

 

 

TIME vs 英検

TIME vs 英検 単語編

では、英検はどうだろうか。今回は、英検の中でも最高級の1級を例にかんがえていこう。

 

まず、英単語のレベル。

コチラの調査では、10,000語レベルの英単語をカバーしてようやく、英検1級の問題中にある単語の90%が理解できる。

10,000語の知識があればTOEIC単語の95%が理解できることと比較すると、英検1級の語彙レベルはTOEICよりも高いということになる。

そして、英検1級の単語はTIMEとも結構相性がいいんだ。

 

というのも、TOEICの文章がビジネス、あるいは日常的なものなのにたいし、英検の文章は科学や歴史・政治など広範囲にわたる。

TIMEの記事も、政治の話が多いとはいえ、芸能・科学(とくに生命科学の話題が多い)、文化など多岐にわたる記事が書かれている。

 

実際、TIMEをよんでいても、「この単語、英検1級の単語帳にあったな」という機会はたまにある。

逆に、TOEIC用単語集で覚えた単語にかんして、そのような経験をしたことはない。

つまり、単語に関しては、TIMEと英検とは非常に相性がいいと考えられるね。

 

TIME vs 英検 文章編

TIMEと英検が似ているのは、何も単語だけではない。

文章に関しても、類似点があるんだ。

 

先述した通り、TIMEの記事の内容は多岐にわたる。

トランプの保護主義からBTSに至るまで。本当に「世界(特にアメリカ)の話題」をだいたい網羅している感じだ。

英検も、内容は多岐にわたっている。

そして、出題される内容も、文章の根幹がわかっていれば解けるものが多いように思う。

TOEICの一部の問題が、特定の箇所を見つけなければ解けない内容なのに対し、英検の質問は、各段落でどういうことが言われているかがわかれば解ける。

 

「ざっと読み」であっても合格点にはたどり着く。大学受験っぽい表現をすると、「読めれば解ける」といった感じだね。

つまり、単語だけでなく、文章読解に関しても、TIMEは英検対策になりうると思うよ。

 

(とはいえ、前回英検1級一次試験を受験した時、文章読解の正解率はわずか75%だったよ。TIMEの購読に少し慣れたから、次回の受験ではもっと高得点を取れるように頑張るよ)

 

なぜ僕は英検に強いわりにTOEICに弱いのか

TIMEだけではTOEIC対策はできない

Twitterで、英語学習者のアカウントのbioを見ると、TOEICは900点以上でも英検1級一次試験に不合格だった人はいる。

英検1級合格者のTOEIC平均点数は950とか960とかだという調査もあるようだね。

 

そんな中、僕はTOEIC900どころか800もない状態で、英検1級の一次試験に合格していた。

僕が英検1級の一次試験に合格したのが、2017年度第2回、10月に行われた試験。

その一か月前、9月に受験した第223回TOEICで、ぼくの得点はわずか790点だった。

さらに、2018年9月に受験した第233回TOEICでも、わずか800点。

 

英検では、リーディングの得点は合格者平均と同じくらいだった。

にも拘わらず、TOEICの点数は、英検1級合格者を大きく下回る結果だ。

 

断定はできないけれど、僕の英語学習(英検・TOEIC以外)が、ほとんどTIMEや英字新聞だったというのもあると思っているよ。

当時から

定期購読ではないものの、時たまTIMEを買って読んでいた。あるいは、NewYorkTimesは週一で買っていた。

そういう新聞記事・雑誌記事の文章を読むことで、概略をざっくり読む能力は鍛えられたように思う。

それは、英検(の一次試験)を突破するのに役立ったと思っている。

 

しかし、TOEICの読解問題に必要な、解答の根拠となる部分を探す技能は、新聞や雑誌を読んでも見につかなかった

これが、英検1級の読解問題をクリアしている僕がTOEICで得点できない理由だろうと分析しているよ。

 

今回はここまでだよ。

TIMEなどの英語雑誌を読むのは英語学習には効果的だけれど、TOEICで高得点を取るには、特定の雑誌だけでなく、多種多様なもの、例えば小説なんかを読むことが効果的かなと思ったよ(^●ω●^)

 

コチラもオススメ!

英検を受験して、社会人にはTOEICよりも英検を受けるべきだと思った。

英検二次試験で問われるのは「英語力」なのだろうか?

 

現在使用中の教材