英語は『目的』でなく『手段』ととらえた方が伸びる説

2019年4月11日 0 投稿者: yamada-otter

はいどうも、カワウソだよ。

英語にかかわらず、学習そのものを目的としている人は多い。

TOEICerと呼ばれる人はその典型だろう。TOEICで高得点を取るのが目的となっている。

もちろん、それが趣味レベルなら別にかまわない。しかし、もしも本気で英語力を上げたいのであれば、むしろ「英語そのもの以外の目的」を作った方がいいと、データで判明している。

端的に言えば、「英語を熱心に勉強する」人よりも、「何か目的があって、その手段として英語を勉強する」人のほうが英語の成績がいいんだ。

 

今回はその点について、詳しくみていこう

 

英語は手段として勉強するといい

英語学習プログラム参加よりも海外に進学した方が英語力はあがる

いつものように、TOEICが2017年に公表したレポートからデータを引用しよう。

TOEIC受験者のうち、英語圏に滞在経験のある受験者に「滞在した目的は何ですか?」とアンケートをとった。

その回答ごとの平均スコアは以下の通り(点数はL/R)

旅行のため 330/273

仕事のため   340/287

英語学習プログラム参加のため 356/290

進学のため 380/321

(https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/pdf/Worldwide2017.pdf)

 

英語学習プログラムに参加している人は、流石に意識が高い。旅行目的、あるいは仕事を目的として海外に滞在した人よりも良い点数を取っている。

しかし、そんな意識高い集団以上に、進学、海外の高校や大学に進むために滞在している人の方が、リスニング・リーディングともに20~30点ほど点数が良い。

 

もちろん、どのくらいの期間滞在しているかにもよるだろうけれど(実際滞在期間が長いほど平均スコアは良い)、あくまでこのデータから直接読み取れることは

英語学習の活動に参加するよりも、海外の教育機関に進学した方が英語力が伸びる可能性が高い

ということだ。

 

海外の大学に進学する人の多くは、英語学習が第一目的ではないだろう。どちらかというと、英語『で』何かを学ぶという方が正しい。

しかし、そういうグループの方が、英語学習を目的としているグループよりもTOEICの成績が良い。

 

英語学習は、それ自体を目的とするよりも、英語を使ってなにかをする方が効率がよさそうだね。

 

英語を手段にすると必死で勉強する

では、なぜ英語を手段として学習すると成績が上がるのだろう。

もう一つ、同じくTOEICのデータを引用するよ。

コチラは、TOEIC受験の目的に関する質問だ。

その回答と、平均スコアは以下の通り。

 

昇進・昇格のため 292/273

英語プログラム参加の結果をしるため 306/250

英語学習のため 310/256

卒業に必要なため 312/259

就職活動のため   341/280

https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/pdf/Worldwide2017.pdf

これを見ると、英語学習のためにTOEICを受験した人よりも、大学(高校も?)卒業のため、あるいは就活のために受験した人の方が点数が高い

特に、就活を目的としてTOEICを受験した人は、英語学習を目的として受験したひとよりも平均で55点も高い。

 

これはあくまでも想像なんだけれど、就活においては、TOEICの結果がかなり重視されるだろう(少なくとも、TOEICの点は高いに越したことはないと思っている就活生は多い)。その上、現実的に考えれば、1年か2年ほどで結果を出したい。卒業に関しては、TOEICの点数が足りないせいで留年するのは何としてでも避けたい。ここに共通しているのは、「点数が低いとマズイ」という危機感、そして期間の制限だ。

英語学習を続けるのはいいことだけれど、上に挙げた二目的と違って、点が低くて人生が変わるわけでもないし、時間制限もない。

 

危機感とか適度なプレッシャーとかがなければ、学習時間が長くてもさほど結果は出にくいのではないかと推測されるよ。

(ただし、本来なら同じ年代で異なる目的を答えた人の平均スコアの調査結果を調べるべきだということも注意していただきたい。この得点差には、20代のTOEICスコアは30代・40代の受験者の平均スコアよりも低いことも関係しているだろう。)

 

どのような英語学習目的をたてると良いか

必死に勉強せざるを得ない目的を作る

では、これを踏まえて、どのように学習すれば英語の成績が伸びるか。

上で書いたようなことから結論付けると、要は危機感を与えればよい

就活はその良い例だ。よい危機感があるからこそ必死で勉強する。

 

海外の教育機関に進学するのだって、よい例だ。

英語圏のほとんどの教育機関で、英語で討論したり、英語でレポートを書いたりしなければいけない。

地元の学生でさえ必死に勉強しているのだから、非ネイティブはもっと必死になるだろう。

 

たまに話題になるものでいえば、外国人の恋人を作る、とかもそうだ。

進学における危機感とは種類が違うだろうけれど、相手の言葉がわからないのが原因でフラれるのは勘弁だろう。

相手の言っていることを理解するために、必死で勉強するに違いない。

 

また、必死でありさえすれば、たとえ英語の学習が目的であったとしても、英語力はあがるのではないかと思うよ。

例えば、僕の例でいえば、英検1級は2019年第2回までに合格、TOEICは第246回(2019年12月15日実施予定)までに900点を取得しなければ、当ブログを閉鎖することにしている。(記事 英語力の低空飛行をやめたいにて)

一つの稼ぎ口が消えるのは、個人的には大きな痛手だ。ぶっちゃけ宣言したのを後悔しているところはある。

でも、おかげで英語学習に対する熱意は上がっているよ。

 

とにかく、『必死で勉強する』こと、ただそう意識するだけではなく、『必死で勉強しなきゃいけない環境』をつくること。これが大事なのではないかな。

 

今回はここまでだよ。

一歩一歩、前へ進んでいこう(^●ω●^)

 

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