カワウソが人間界最強の言語を手にする物語

カワウソは、英語する。

外国語学習

英語は結局『継続』がモノをいう

更新日:

はいどうも、カワウソだよ。

2019年7月7日に英検1級の二次試験を受験したよ。

合否は日になるところだけれど、結果がどうであれ、英語を勉強し続けていくよ。(追記:不合格でした)

というのも、英語は継続していかなければすぐにできなくなるからね。

今回は、英語を中心とする外国語学習と、その継続の効果について考えていくよ。

 

英語は1日話さないとすぐにレベルが低下する

本当に、英語はたった1日でも話さないと忘れるのだろうか。

これに関しては、自分の経験からもイエスと答えざるを得ない。

英検が終わった翌日。僕はオンライン英会話・ネイティブキャンプのレッスンを受講した。

そこで気づいたのは、英語が話せない自分の存在だった。

 

僕は、もともと英語を話すのが得意ではない。なんせ、英検1級の二次試験に8回も不合格になっているのだから。

しかしそれでも、毎日二次試験の対策をすると同時に、毎日わずか30分ながら毎日ネイティブキャンプを受講していたから、だんだん上達しているのはわかっていた。

しかし、英検の受験後は英語から離れようと思って、ネイティブキャンプを受講しなかった。

そして翌日受講すると、まあ見事に単語が出てこない。

hospitality(おもてなし)という、英検でいうと準1級レベルの単語さえ口からでなくなっていた。

英単語の一つや二つでなくても、今までの僕であれば何とか文を続けることができたのだけれど、それさえもできなくなっていた。

たった1日受講しなかっただけで、大きくレベルは落ちるものなのだなと実感したよ。

 

語学は毎日の学習で忘れなくなる

語学アプリDuolingoが毎日の継続を推奨している理由

英語や他の外国語を学習している人の中には、世界最大の語学学習アプリ『Duolingo』を使用しているひとも多いだろう。僕自身、韓国語とスペイン語など8言語をDuolingoを通して学習している。

使ったことのある人ならわかると思うのだけれど、このDuolingoは、毎日の言語学習を促している。

僕の場合、午後10時ころに「連日記録を更新しよう」というメッセージが送られてくる。

というのも、毎日の学習は外国語を効率的に定着させる良い方法なんだ。

実際、Duolingoのデータを研究している人は次のように語っている。

そうですね。今回、Duolingoのユーザーデータを解析して、外国語学習に成功する人としない人の違いがわかってきました。現実問題として、Duolingoを使っているユーザーの中でもかなり多くのユーザーが途中で勉強をやめてしまうんですね。そこで、途中で挫折して外国語学習をやめてしまうユーザーと、やめずに続いているユーザーさんの行動履歴を分析しました。
結論から言うと、詰め込み勉強をしないのが大事なんです。つまり、勉強をやり過ぎない。継続して勉強できているユーザーは、毎日少しずつとか、2日とか3日に1回といったペースでコンスタントに勉強できてるんですね。

逆に挫折しやすいユーザーさんは最初の1週間に長時間詰め込んで勉強して、次の1週間はぜんぜん勉強しなかったりするわけです。それで、次の週にはほとんどのことを忘れてしまって、モチベーションが下がってしまう。これは心理学の分野でもかなり研究はされてるんですけど、ある程度間隔を空けてコンスタントに勉強するのが長期記憶に一番残りやすいんです

https://www.lifehacker.jp/2016/12/161205_duolingo_hagiwara_interview.html

最初いっきに詰め込んでしまうと、その後燃え尽きてしまい、モチベーションが下がってしまう。

適度に時間を空けて、コツコツとやっていった方が習慣化しやすいんだね。

 

英語の習慣化における注意点

文法と構文をしっかりおさえよう。

さて、英語を含む外国語の習慣化の大切さは理解してくれたとおもう。

しかし、ここで、英語学習における注意点を述べておく必要がある。

それは、文法や構文をしっかりと理解しないまま習慣化するとまずいということだ。

 

以下、元外交官で作家の佐藤優氏の経験を書いていく。(組織の掟 より)

佐藤氏には外務省職員時代、後輩がいて、その後輩はロシア語文章の訳を仕事としていた。

彼はいつも抄訳(一部をぬきだして翻訳すること)をしていたのだけれど、しかしある時、佐藤氏は彼のロシア語能力に疑問を抱き、文章の全訳をするように伝えた。

彼がしぶしぶ全訳すると、佐藤氏は彼のロシア語がいかに拙かったかを知った。

仮定法の文で、本来否定の意味の文章を、間違って肯定の意味で訳すなどのミスをしていた。

これは外交においては致命的だよね。否定の意味で「四島を無条件で返せればいいのだが」とプーチンが言った(つまり、実際は返すことができないという意味合い)のに「四島を無条件で返す」と誤訳してしまえば、それこそ冗談抜きで戦争になりかねない。

後輩は、自分の訳せる部分だけかいつまんで翻訳していて、それをずっとしていた。だから、自分の持つ能力以上に自信があったようなのだ。実際は、否定と肯定を間違えるほどなのに。

(佐藤優 組織の掟 より)

 

この後輩のように、文法、それも、否定文などの初歩レベルの文法さえままならない状態で複雑かつ大量の文章をインプットしてしまうと、間違ったまま、そしてその間違いに気づかないまま読解が習慣化されてしまう。これはロシア語だけでなくて英語などほかの外国語でも同じだろう。

習慣はなかなか変えられないから習慣という。となると、間違ったまま慣れてしまうとなかなか訂正することができなくなってしまうね。

 

文章に慣れることは英語含む外国語学習には必須だけれど、それ以前に、基礎的な文法・そして文構造の理解ができるようにしておかないと、下手すれば文章を逆の意味に理解してしまいかねないね。

文章や会話に慣れることは大変すばらしいことだけれど、それ以前に文法をしっかりとおさえておこう。

 

 

今回はここまでだよ。

まとめると

・語学は継続が大事

・最初に基礎的な文法を学ぶべし。

 

継続的に正しく学習して、外国語マスターになろう(^●ω●^)

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