カワウソが人間界最強の言語を手にする物語

カワウソは、英語する。

外国語教材

Duolingoの効果とレベルを2年間毎日使っている僕が考えてみる

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はいどうも、カワウソだよ。

Duoligo(デュオリンゴ)を100日連続でプレイしたよ。(2020年8月17日、ついに365日、1年毎日連続プレイ更新達成しました!)(追記・2021/08/18 730日(2年間)連続達成しました)

はじめて50日連続達成した時以降一度休んでしまったため、達成までにだいぶ時間が経ってしまった。やはりそれだけ、毎日途切れずに続けることは難しいのだと実感したよ。

一日でもさぼると記録が途切れてしまうので、ここまで時間がかかったよ。

ただ、50日連続を達成した時よりも、かなり『広く』学習することに成功した。

最初は英語学習のために始めたんだけれど、それからスペイン語を習い、現在はラテン語、韓国語、中国語、ハワイ語、ロシア語もこのアプリで学習するようになったんだ。250日を超えたあたりからは、新しくフランス語も開始するようになったよ。トータルで、3年ほど使っていると思うよ。(追記 500日目を超えてからインドネシア語も学習開始しました)。

逆に、新しい言語を習うために、もともとやっていたスペイン語の勉強はいったんお休みしている、そういう現象もおこった。

今回は、Duolingoで8か国語を勉強した僕が、その効果を考えていくよ。

 

Duolingoとは

Duolingoは無料で超効果的に言語を学習できるアプリ

そもそも、Duolingoとは何か説明しておこう。

Duolingoとは、語学学習アプリだ。それも、世界で最も使用されているという。

世界一使用されているというだけあって、その効果も科学的に検証済みだ。

Duolingo公式によると、34時間このアプリをするだけで、大学1学期分と同じ学習効果があるという。

もちろん無料だし、アプリだから、通勤中やコーヒーブレイク中にも学ぶことができる。語学学習というと堅苦しいイメージがあるかもしれないけれど、Duolingoはむしろゲーム感覚で楽しめる。ぼく自身、ラテン語は通勤時間を生かして学習していたよ。

標準となる学習時間は1日15分。まるで進研ゼミみたいだけれど、1日たった15分勉強するだけで、いつの間にか英語やスペイン語がある程度わかるようになっているんだ。

 

スピーキングにも対応

語学学習の独学で最も難点となるのが、スピーキングだろう。

文法や単語は参考書で何とかなる。リスニングも、最近はCDのついている教材がたくさんあるのでなんとかなる(なんと、購入したハワイ語の参考書にもCDが付属していた。ハワイ語ネイティブは絶滅危惧種だろうに、どうやって入手したのかはわからない)。

しかし発音は、いくらシャドウイングなどをしたところで独学には限界がある。その良し悪しを正確に判定してくれる人を探さないと、自分がどれくらい正しい発音をできるのかがなかなか判定できない。

 

しかしDuolingoは、その独学の欠点にも対処している。

なんと、Duolingoでは発音練習ができるんだ。

 

AIが発音を判定してくれているようで、言語によっては判定が厳しいものもある。英語のLとRが違えば当然聞き取ってくれないし、ぼく自身も現在中国語の発音で何度も躓いている。ロシア語に至ってはあきらめた。

今まではなにか語学学校か何かに行かなければ難しかった会話練習が、このアプリによって、今やスマホでも可能になった。

もう、語学学習の基礎的なところはほとんど完全に自宅でできるようになったんだね。

 

(注意)ただし、すべての言語にこのスピーキングテストがあるわけではないようだ。

僕のやっている言語の中では、英語・中国語・スペイン語・ロシア語・フランス語にはスピーキングテストがあるけれど、韓国語・ラテン語・ハワイ語・インドネシア語にはない。

(なお、Duolingoはパソコンからもできるのだけれど、その場合どの言語においてもスピーキングはできないようだ。現在はスペイン語やフランス語などでPCでも発音練習できます。)

話者数の少ない言語はちょっと後回しにされているようなので、仕方ないね。

 

Duolingoのレベルはどうなのか

文法の基礎的な部分はほぼ網羅している

 

他のレビューでもさんざん言われていることなのだけれど、Duolingoは特に基礎レベルをしっかり身に着けたい人にオススメのアプリだ。

だから、特に英語をこのアプリでやった人が、「レベルが低すぎる」と感想を書いているのを目にする。ただし、基礎的といってもバカにしてはいけない。その基礎的なところをせずにいきなり応用チックなところをするから多くの日本人は英語ができないんじゃないだろうかと思うよ。とある同時通訳のプロは、中学の教科書を何度も音読して語感を習得したというし、やはり基礎的なことを繰り返しやるということをバカにしてはいけないと思うよ。

また、基礎といっても、初歩というわけではない。このDuolingo、英語でいえば、文法的なところは高校中級クラスまでは網羅している。

英検で言うと準2級~2級程度までは学べるよ。ネイティブには程遠いけれど、ここから単語なりなんなりを後で身に着ければ、新聞が読めるレベルにはなるだろう。

あるいは、スペイン語や韓国語、中国語に関しても同じで、書店の『文法トレーニング』的な参考書で扱っている単元はほぼ大方Duolingoで賄えるようだ。

基礎的なとはいえ、このアプリをやっておけば、少なくとも現地で旅行にいって見知らぬ文法に出くわすようなことは無いと思うよ。

 

Duolingoは単語のレベルに関してイマ一つ

文法はDuolingoだけで十分だろう。

しかし、このアプリだけで完全と言えるわけではない。

Duolingoは、語彙が少なすぎるんだ。

スペイン語を1周した後にキクタン・スペイン語入門編で語彙力を確認したのだけれど、2,3割くらいは初見の単語があったよ。

Amazonのレビューを見る限り、キクタンスペイン語入門編は入門にしては難しいそうなのだけれど、それを加味しても、Duolingoをやっとけば単語も完璧だというわけにはいかなそうだね。

単語に関しては、独自で単語帳を買うなりして対策をしておこう。

 

僕としては、Dropsというアプリがオススメだよ。

こちらは文法を学ぶことはできないけれど、単語はかなりのところまで学べる。

料理とか科学とか、特定のトピックに関する基礎的な単語を学べるのには最適だよ。

 

Drops: 言語学習

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Duolingoは無料でどこまでできるか

また、Duolingoはたびたび有料版をすすめてくる。

これは、無料版にはないメリットがあるということを意味する。具体的に、無料版が受ける制限は何だろうか。

実は、無料版でも最後まで成し遂げることはできる。実際僕自身、Duolingoにお金を直接払わずして英語やスペイン語を最後までやり遂げている。

では、なぜ有料版が存在するか。それは、「広告がない」ことと「ライフが減らない」というメリットがあるからだ。

まず、広告がないこと。これは結構ありがたい。最近になってより顕著になった気がするのだけれど、毎回ステージをクリアするごとに、15秒か20秒くらいの動画広告が流れる。それも、「この広告を最後まで見ればポイント上げます」というようなご褒美付きでだ。

それで沢山ポイントがもらえたらいいのだけれど、どうもランダムのようで、6ポイントしかもらえないこともある(後述するライフ全回復には300ポイントほど必要)。

やはりやり続けていると、「広告うざい」と思わざるを得ないときがくるよ。

 

次に、「ライフが減らない」こと。

Duolingoは、マリオのような感じで、初めに5つのライフがある。それで、1つ問題を間違えるごとにライフが減るんだ。

別に有料版でなくても、数時間まったり、あるいはライフ回復のための練習をしたりすれば回復する。だけど、有料版はそういう心配はないらしい。

いわば、ライフが無限になった感じだ。それなら、失敗を気にせず好きな時に練習できるわけだ。

 

(追記)

Duolingoの有料版を試してみたよ。といっても、実際にお金を払ったわけではなくて、3日間だけ体験版をトライすることができた。

そこで、中国語に関しては、発音の練習がより詳しくできることが分かった。無料版では文章全部を朗読するのだけれど、体験版では、文章の中で発音をただしく読めなかった漢字のみ練習することができる。

逆に、僕としては、これにお金を払ってやるべきかどうか、疑問だったよ。

Duolingoの調査によれば、広告がないことで、レッスンを最後までやり遂げる確率が4倍にまであがるそうだから、ついつい三日坊主になるという人は有料版にしてもいいかもしれないね。

 

Duolingoのメリット

すぐに、いつでも語学学習ができる

Duolingoをする一番のメリットは、なんといってもその手軽さだろう。

スマホさえ持っていれば、思い立って1分以内に勉強をスタートさせることができる。「ヘイ、Siri,Duolingo」といえば、数秒でアプリを開いてくれる。

語学学習は、やろうやろうと思っているのについつい後回しになりがちだ。僕は現在HSK(中国語の検定)の勉強をやっているのだけれど、テキストを毎日は開けていない。べつのことをやっているうちにいつの間にか夜になってしまう。

Duolingoは、そんな語学学習の障壁を壊してくれる。問題集を毎日するのはおっくうだけど、Duolingoなら毎日続けられるんだ。

 

ゲーム性が強い

そして、Duolingo ではゲーム感覚で言語を学習することができる。公式でも、『マリオをするように語学を学ぶことができる』と謳っている。

画像の右上にハートマークがあるけれど、これは残機4つであることを表している。

マックスでハートは5つあるのだけれど、1問間違えたことをあらわしているよ。

 

ライフがゼロになると、しばらくプレイできなくなるよ。あるいは、ポイントを消費してライフ全回復という技もあるよ。

こういう残機があることによって、より真剣に取り組もうとする。

これもまた、学習意欲を上げているのかもしれないね。

 

Duolingoはマイナー言語学習者に最適だ

序盤で触れたように、僕は英語のほかに、スペイン語、中国語、ラテン語、韓国語、ハワイ語、インドネシア語も学習している。

この中でハワイ語は、参考書で勉強しようとしてもなかなか難しいところがあるだろう。

 

ブックファースト新宿店という、都内の中でもそこそこ大きい書店でも、ハワイ語関連の本は10冊もなかったよ。

そりゃそうだろう。現地、ハワイ島においても、なんと話者人口は島民の2%ほどで、なんと現地では日本語話者よりも少ない。単純に考えれば日本語のほうがまだ通じる言語のようだ(実際のところは、ハワイ語復興運動があるようで、現地での学習者数は増えているようだけれど)

 

しかし、そんなマイナー言語(実際絶滅危惧言語だ)なハワイ語も、Duolingoで学習することができる。

Duolingoは、ハワイ語や、同じく絶滅危惧言語の一つナバホ語も学習できる。

ナバホ語なんて今まで聞いたことがない人がほとんどだろう。この言葉は、ネイティブ・アメリカンの使用する言語であり、話者数は現在15万人ほどだそうだ(ウィキペディアより)。

そんな言語、日本人が学ぼうとすると不可能に近い。Amazonで「ナバホ語」と検索しても、それらしき書籍は1冊もない。英語でNabajoと検索しても、ナバホ語関連の書籍はそう多くない。学ぼうにもほぼ不可能な言語というわけだ。

そんな言語でさえ、Duolingoは扱っている。ちなみにDuolingoでこの言語を学習している人は31万人を超える。ネイティブの2倍以上だ。

 

このように、Duolingoはいくつかのマイナー言語も取り扱っている。

いろんな言語を学びたい人には本当にオススメだよ。

 

 

今回はここまでだよ。

Duolingoは学習効果が高く、日常に必要なレベルの文法を習得できる。

ハワイ語やナバホ語のような少数言語をまなぶのにも最適だよ!

みんなもぜひお試ししてみてね(^●ω●^)

 

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