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英検1級の二次試験直前に対策すべきトピックは何か考えてみる

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注意

この記事は英検二次試験の直前、具体的には1週間前以内を想定して書かれたものです。

以下に書いてある勉強法は試験直前の受験者用に書いたものであり、もしこれを読んでいる時点で日にちが十分にあるのであれば、より広範な対策を練ることを強くお勧めします

 

はいどうも、カワウソだよ。

 

英検の二次試験までのこり数日だね。

今まで対策をしてきた人はいいけれど、そこまで練習をせず、直前期になって焦っている人もいるんじゃないかな。

というか、僕がその一人だよ。

 

しかし、市販で売られている『英検二次試験直前対策』系の本は、せいぜい試験1~2週間前からの対策を前提に作られている。

たとえば、旺文社から発売されている『14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題 』なんて、タイトルからして「英検1級二次試験に受かるためには2週間は勉強しなさい」といっている。

 

つまり、残り3日でヤバイヤバイ言っているような受験者のことは知らんぷりなんだね。(合格率等を考慮すると当然のことだけど)

そこで今回は、最後の悪あがきをしたい受験者のために、英検1級の二次試験で頻出するトピックを調べてみたよ。

ぜひ参考にしてね。

 

 

英検1級の二次試験頻出トピックはこれだ!

4つのトピックで50%を超える

 

僕が現在使用している対策本英検1級 面接大特訓 の中で、英検1級の過去問頻出分野ランキングが掲載されていたよ。

ここでは、過去(1997~2015年)、英検1級の二次試験で出題された分野を、政治、経済、教育、医療、科学、環境、文化・スポーツ・レジャー、家庭・高齢化、メディアの10種類に分類して分析しているよ。

 

その中で、英検1級二次試験で出題された分野トップ4を紹介すると

第1位 政治・国際 18%

第2位 経済    16%

第3位 文化・スポーツ 14%

第4位 科学技術 11%

(いずれも 英検1級 面接大特訓 より引用)

となっている。

 

この4分野の出題率を合計すると59%

問題のおよそ6割がこの中から出題されているんだね。

ということは、直前に対策すべきは政治、経済、文化、科学の4分野ということになるね。

 

10分野すべてを賄おうとすると時間がかかる。ある程度丁寧に、それもリーディングやリスニングの練習も考慮すると、最低でもやはり1週間はかかるだろう。

本来はその方が理想的なのだろうけれど、もうどうしようもない場合は、この4分野に絞って勉強しよう。

 

英検1級二次試験では得意分野を極めよう

得意分野を3~4つ用意する

 

しかし、ではこの4分野を必ず対策すべきかといわれるとそういうわけではない。

というのも、苦手分野がこの中に入っている恐れがあるからだ。

もし、上に挙げた4つのトピックの中に死ぬほど苦手な分野があるのであれば、他の分野を対策した方がいい。

 

 

実際、僕自身『文化』の分野がめちゃくちゃ苦手だ。

ナショナルアイデンティティの現代における価値を問われたところで、知識も興味もないからしどろもどろになってしまう。

 

確かに、政治、経済、文化、科学のすべてを押さえられる人は相当有利だろう。

しかし、そういう人はかなりレアケースだろう。おそらくだけど、すべて得意という人はそうそういない。文系も理系も網羅できるのは教養という面からすると素晴らしいことだけれど、現実問題、政治・経済・文化・科学のすべてに関心があり、お題に対して十分説得力のある意見を(母語であれ)言えるレベルの人はあまりいないと思われる。

実際、英検の二次試験に関して言えば、この4分野すべてを網羅している必要はない。

何せ、英検1級の二次試験では、5つのトピックの中から1つを選ぶスタイルだからだ。

となると、1つ2つ苦手なジャンルにでくわしたところで、他のトピックを選べばいい。

 

もしこれが一次試験の英作文であれば、そうは問屋が卸さないだろう。

トピックが1つに決められている。

例えば、2018年度第3回試験では、『大量破壊兵器を世界全体で禁止するのは実現可能なゴールだろうか』という問題が出題された。

この場合、政治のことについて詳しくなければかなりハードルの高い問題となるだろう。

 

しかし、英検の二次試験では、たとえ政治の話が分からなくても、別のトピックを選べる。

理系の人であれば、例えば科学技術や環境問題、医療のトピックがあればそこで戦った方が良いスピーチができるかもしれない。

となると、得意分野を3つ4つ持っていれば、そのうちどれかがトピックの中に入る可能性は高い。

 

 

ただし、頻度を考えると、4大頻出分野のうち最低でも1つは、対策しておいた方がいいと思う。

というのも、分野によって結構出題頻度が違うからだ。

例えば、過去18年の出題頻度で最下位の『医療』は、頻度6%

1番出ている『政治』分野(18%)の3分の1。3回試験を受けて1回出るか出ないか程度の頻度だ

 

たとえ医学関係のスピーチがめちゃくちゃ得意だったとしても、その分野が出題される可能性は低い。

もちろん時間が十分にあるなら対策してもいいけれど、もし直前期だったなら、医療系のスピーチの準備に時間をかけるのはあまり良い選択とは言えないね。

 

まとめ

まとめると

英検1級の二次試験に出題されるトピックは、『政治』『経済』『文化』『科学』の4分野の合計出題頻度はおよそ6割。

これらの分野が苦手なら他の分野を準備してもいいが、頻出度から考えると、4つのうち最低でも1つは対策しておいた方がよいだろう。

 

今回はここまでだよ。

二次試験を受験される方はともに頑張ろうね(^●ω●^)

 

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