はいどうも、カワウソだよ。
大学を卒業し、社会人になって一つ思ったことがある。
それは、社会人でありながら勉強を続けられるかどうか不安だという点だ。
世界のなかで日本人は勤勉だと言われているかもしれない。しかし実際のところはそうではないようだ。
25歳以上で短期高等教育機関に入学する人の割合はOECD諸国で最下位。
また、将来について目標のあるサラリーマンは4割もない。
(参考サイト 先進国一、勉強しない日本の会社員に明日はあるのか?)
そんな環境の中で社会人として勉強を続けていくのは、成人の勉強習慣が当たり前になっている国で勉強していくよりもつらくなるかもしれない。
今回は、社会人が勉強しない国日本で働くにおいて、どうすれば社会人として働きながらも勉強を続けていけるかを考えていくよ。
社会人が勉強するには強い意識が必要
時間がない社会人は勉強が後回しになりがち
まず、なぜ日本の社会人が勉強しないかを推測することから始めていこう。
もし実際に社会人に『勉強を続けられない理由』を尋ねたとすれば、おそらくそのトップに躍り出るだろうのが『時間がない』になってくるだろう。
つまり、多くの社会人は、時間がないから勉強ができないと思っている。
実際、某広告代理店や霞が関などのブラック企業につとめているような人であれば正しいかもしれない。
しかし、多くのひとにとって、この『時間がない』というのは、勉強を持続させられない理由としては正しくない。
というのも、多くの人には勉強可能な時間が存在するからだ。
少なくとも、この記事を読んでいる人には、十分な時間が存在するね。あるいは、読んでいなくとも、通勤時間が10分20分、長い人だと1時間2時間かけて通勤している人もいるかもしれない。
しかし、通勤にかける時間を、勉強ではなくSNSやゲームに費やしている人は多い。
学生時代は比較的時間があるから、それでも勉強時間を確保できるだろうけれど、会社勤めで使える時間が限られてくるとそうもいかなくなる。
通勤中に数学の問題を解くのは難しいかもしれない。しかし、英単語を覚えたり、あるいはリスニング音声を聞いたりするのなら、十分可能だろう。
勉強時間がないのではなく、娯楽のせいで勉強を後回しにしてしまう。それこそが、社会人が勉強を続けられない一番の原因ではないかな。
社会人が勉強を持続させるためには
勉強継続に役立つ『発信』と『交流』
では、社会人になった後も勉強を続けるにはどうすればいいだろうか。
方法は、主に2つあると思う。
まず1つが、発信。
これは、例えば勉強関連のブログを書くのでもいいし、周りの人に宣言するといったことでもいい。ちょうどこのブログがこれにあたるよ。
とにかく、他の人に、自分は勉強するんだって発信する。
特に日本人は周りの目を気にしがちと言われているし、周りに言っておけば、少なからず勉強せざるを得なくなるだろう。
あるいは、例えば勉強ブログであれば、記事を書いた後に1時間勉強をすると予め決めておけば、それが習慣になる。
どんな形であれ、発信は勉強のために効果的ではないかな。
SNSも有効活用可能
そして、もう一つの手段が『交流』。
こちらの方が手軽かもしれない。
TwitterなどのSNSは、ちゃんと使えば勉強継続の手段として有効活用できる。
つまり、自分の勉強したい分野の学習者、英語なら英語学習者をフォローする。そうすれば、勉強のモチベーションも上がるのではないかと思うよ。
同じ目的をもって勉強しているひとを見れば、「周りも頑張っている」「勉強しているのは自分だけではない」という意識も高まるし、逆に普段の勉強時間が足りなければ「周りと比べて全然足りてない!」と危機感を抱くだろう。
もしSNSなどで、自分の練習量が圧倒的に足りていないというのに気づいて勉強量を増やせたならば、独りでずっとやっていて勉強量のたりないまま続けるのよりもはるかに効率が良いだろう。
「神様から心は見えない」の話。 pic.twitter.com/OQvhmrBO7M
— 漫画編集者山中@つくおき生活第1巻発売しました! (@ComicYamanaka) 2019年3月19日
— 漫画編集者山中@つくおき生活第1巻発売しました! (@ComicYamanaka) 2019年3月19日
クオリティを作るのは、『普通』の程度。
どれだけやる気・熱意があったところで、練習時間が足りなければ上達しない。
では、すごい人の『普通』はどうやれば知ることができるのか。
やはり、そこは交流するしかないのだろう。

また、SNSで交流すれば、書籍やネットでは得られないようなちょっとした有益な情報が入るかもしれない。というのも、書籍では、著者が当たり前と思っていることは書かれていないんだ。
しかし、SNSはどうか。投稿者が『当たり前』だと思ったことであふれかえっているじゃないか。
ある人が残業後もTOEICの勉強をしているとツイートすれば、残業の日はYouTube三昧だった人は驚くだろう。
しかし、「残業後もTOEICをしよう」などと書籍には書かれない。
SNSで「当たり前」が見えるからこそ、それを勉強に生かせるのではないかな。
まとめると
社会人が勉強しない理由は、時間がないからではなく、限られた時間に勉強以外のことをしてしまうから
発信や交流によって、社会人でも勉強のモチベーションを高められるのではないか
今回はここまでだよ。
社会人になったあとも、まだまだ勉強は続けていくよ(^●ω●^)
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英語学習・英語勉強法を雑誌『TIME』を定期購読して考えてみた。