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【鉄則】英検1級の長文読解問題は『たった1つ』意識すれば超簡単になる

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はいどうも、カワウソだよ。

英検などの英語試験において、得意不得意の別れる分野の一つに『長文・読解問題』があるだろう。得意な人にとっては得意だし、苦手な人は、そもそも最後まで読み切ることができない。

ちなみに、僕は得意な方だ。

2019年度第2回の英検1級で、僕は読解系問題を16問中16問正解、満点正解を達成した。

すごくうれしかったよ。

しかし、ただうれしいだけでは終わらせたくない。

というのも、英検1級の読解問題はたった1つのことさえ意識さえすれば結構レベルの低い、簡単なものになるんだ。

僕はこのことに気付いて以来、長文・文章問題は安定して得点できる分野となっている。正直、これに気づいたかどうかで、得点がかなり変わってくると思うよ。

今回は、その方法を共有したく、英検1級の長文・読解問題の攻略法を書いていこうと思うよ。

 

以下記事は英検に特化している内容だけれども、おそらく英語学習全体にも通用する部分があるよ。おそらく、大学入試の共通テストや二次試験対策にも十分役に立つとおもうからぜひ読んでみてね。

英語が得意になりたい人、苦手だという人もぜひ読んでほしいよ(^●ω●^)

 

リーディングに関してはTOEIC900より英検1級のほうが圧倒的に簡単

 

英語が得意な日本人に「英検1級とTOEIC900はどっちが難しい?」と聞くと、過半数の人が英検1級と答えるようだ。

例えば「英検1級 TOEIC900」とGoogle検索して最上位に出てくるこちらのブログでも、各分野(単語・文章・リスニングetc.)において英検1級の方がTOEIC900点よりも難しいと結論付けているようだ。

この人のいうことは確かにある程度は的を射ている。

例えば、求められる分野がTOEICでは2分野であるのに対して英検では4分野ある。

この違いが生む難易度の差は、確かにみてとることができる。僕自身、スピーキングがほかの分野と比べて異常に劣っていて、それが原因で二次試験(面接試験)に合格できないでいる。あるオンライン英会話のサービスで僕のスピーキングを計測したところ、CEFRでB1だった。これは、TOEICのLR試験で言うと550~650点くらいの英語力らしい。実際は最高で900点を取ったことがあるのだけれど、スピーキングだけで僕の英語力を推定したところ、TOEIC550~650点レベルだというんだ。

それだけ4技能というものは難しいんだね。

 

しかし、分野ごとに見ていけば、かならずしも英検はTOEICよりも難しいとはいいがたい。

特に、今回以下で触れる長文問題については圧倒的に英検1級のほうが簡単だ。これは、満点を取った僕が保証する。

僕としては、長文問題で正解をだす、少なくとも合格点を超えるようになるのは至極簡単で、考え方さえ合致すればTOEIC800点レベルでも十分対応可能だと思っているよ。

実際、僕は2019年10月にようやくTOIEC900点を達成したばかりだ。

最初に英検1級の一次試験に合格したのが2017年の10月なのだけれど、その当時僕のTOEICは850点にも達していなかったと記憶しているよ。

逆にいうと、TOEICで800点台(リーディングに限れば350~400点くらい)の読解力があれば、英検1級の一次試験はクリアすることができるんだ。

以下、どうすれば英検1級の長文読解問題を解き進めていけばよいか考えてみるよ。

 

英検1級の長文問題は『まとめ』を心がけよう

英検の文章は全て『要約問題』

英検、特に1級などの上級においては、『要約』が求められている。

というか、まとめる力しか求められていないといっても過言ではない。

どういうことだろうか。

他の例として最も妥当だと思われるのが、旧センター試験英語(筆記)の第6問、最後の問題だ。

おそらく2010年代のセンターを受けた人はぼんやり覚えているかもしれない。

覚えていない人は、大学入試センターが公開している過去問を参照してみよう。この形式は、おそらく新共通テストでも出題されるだろう。

 

一番最後の試験はどうなっているかというと、

各段落ではどのような内容が書かれているかか、選択肢から選べ

という旨の問題だ。

 

で、よくよく読んでみると、第6問の他の設問も、同じようにまとめ力を問うていることがわかる。「この段落のだいたいの内容がわかれば、とけるよね」と問題が言っているようなものだ。

TOEICだと、具体的な事柄を問われることが多いけれど、センター試験はそういうモノではなく、文章の流れを問うているんだ。

 

英検も同じだ。

「要はこういうことだよね」というのがそっくりそのまま問題として出題されているんだ。

さらにうれしい情報を言えば、長文4つのうち3つは、1段落につき1問

ぶっちゃけ言うと、段落ごとに1問ずつ、その箇所だけ読めば自然と問題が解ける形になっているんだ。(段落だけ読んでその都度答えるのはオススメしないけどね)

TOEICが900点オーバーなのに英検1級の長文問題で悩んでいる人は、この抽象化する力を鍛えればいいのではないかな。

逆に、英検1級の文章題は得意でもTOEICの点数が伸び悩んでいる人は、文章中の具体的なできごとを注意して読む訓練をしよう。

 

英検1級対策としての、文章抽象化の方法

段落ごとに何を言っているかまとめる

では、これから、より具体的に何をすれば英検1級の長文が得意になるか考えていこう。

これは、特に英検まで時間があるときにするとよいと思うんだけれど、段落ごとに何を言っているのか実際に書いてまとめてみるといいんじゃないかな。

 

繰り返すけれど、英検は段落ごとに1つの設問が出題されている。

それも、TOEICのように具体的な名前や数字を聞くものではなくて、「結局この文章・この段落では何が言っているの?」という問題がほとんどだ。

だとすれば、段落ごとに、日本語でいいから、簡単にまとめてみる

とにかく『段落ごとに何が書かれているか』を考える。

そうすると、そのメモに書いていることだけ読めば、問題は満点も狙えると思っているよ。

TOEICの問題は、文章をまとめるだけでは対処できない問題もあるだろう(そもそもチラシやチャットの問題など、原理的に纏めるのが難しいものもある)。

その一方で、英検1級の長文問題では、「この段落でいいたいメインのこと」さえわかれば正解できる問題がほとんどだ。単語もだいたいわかる、解き方も分かった、それでも6割も正解できないという人は、英語以前の国語力の問題かなと思うよ。一度センター国語の現代文で、国語的な力を身に着けた方がいいのかなとも思うよ。

少なくとも、それだけで英検の合格基準は満たせるのではないかと思っているよ。

 

まとめ

今回の記事を

まとめると

 

英検1級の記事はTOEIC900点より難しいと思われているが決してそうではない。

英検型の文章を得意にするためには、話を抽象化して「結局何がいいたいの」を意識すればよい。

文章をまとめることに慣れていない場合は、まずはパラグラフごとにメモをとってみよう。

 

今回はここまでだよ。

これを読んでくれたみんなが英検に合格することを願っているよ(^●ω●^)

 

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