カワウソが人間界最強の言語を手にする物語

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発音と会話を勉強しなきゃ英検二次試験で本当に苦労する羽目になる

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はいどうも、カワウソだよ。

日本における二大英語資格の一つ、英検

この英検は結構理不尽なところがある。スピーキングの能力だけ特別扱いなんだ。

 

一次試験ではリーディング・リスニング・ライティングの3つの能力の合計点で合否が決まる。

つまり、たとえリスニングがめちゃくちゃ悪くても、リーディングとライティングがすこぶるよければ一次試験に合格する可能性は十二分にあることになる。だから、リーディングが苦手とか、ライティングが苦手というでも戦略しだいで一次試験は突破できるんだ。実際に、単語とライティングの能力に特化して一次試験突破した人もいる。

しかし、二次試験はそうではない。

スピーキング能力がなければ、他の能力がどれだけ高くても不合格になる

だから、ある意味で英検は理不尽だ。「四技能」とはいうものの、どうもスピーキング力が優遇されすぎている感がなくもない。

 

しかし、そのことをどれだけ嘆いても、僕には英検のシステムを変える権力は無い。

ならばその制度に従ってスピーキング能力を鍛えるしかないというのが現実のところだろう。

では、二次試験に関してどうすればよいか。

ぼくはようやく気付いた。

そう、発音と会話力の訓練が必要だということに。

 

発音だけではない。一次試験で課される三技能を総合して生まれる、『会話力』と表現されるべき力も必要になってくる。

しかし、僕を含め多くの日本人はこの発音・会話力を軽視している。

それは非常にまずい。英検に限ったことではないけれど、本当に危機感を持った方がいいと思っているよ。

今回は、発音・英会話力のなさが英検でどれほど弊害となるか考えていくよ。

 

英検一次試験突破しても発音は別問題

二次試験の合否はリスニングが最も左右している

 

まず、英検1級で一次試験に合格しても、二次試験に受かるとは限らないという当たり前の話から始めよう。

どういうことかというと、上でも書いたように、英検1級の一次試験は3技能の合計点が合否基準になるからなんだ。

これが、一次試験に受かり続けても二次試験に落ち続ける人の罠となっている。

 

つまり、二次試験で問われるスピーキング能力と最も関連しているだろうリスニングが超不得意でも一次試験は受かるようになっているんだ。

僕自身英検1級の一次試験には3回合格しているけれど、リスニングに関しては勉強量が足りないこともあって、2019年度第1回試験では受験者平均(not合格者平均)よりも低い点数だった。それでも合格している。以前はそれこそリスニング0点でも受かる仕組みだった。今は採点システムがバランス重視型に変更されたようだけれど、それでも、一点突破でなんとかなることには変わりない。リスニングが3割だったのに一時突破した人もいるくらいだ。

しかし、僕も彼も、二次試験をクリアしていない。このことから、英検1級の一次試験に合格する能力があっても、少なくともリスニングが弱いひとに関しては、二次試験で受かるかどうかはわからないという仮定が推測される。

 

それはなぜか。ここで英検1級の採点基準をかんがえていこう。

英検1級(おそらく他の級も)の二次試験は、4つの部門から採点される。

ショートスピーチ発音語彙・文法対話の4つだ。

 

この4部門の内、少なくとも2つはリスニングがかかわっているだろう。

自分の発音の良しあしはリスニング力がないと測定できないし、対話は相手の言っている内容を理解する力が必要となってくる。

もちろんリーディング・ライティング能力も関係しているけれど、リスニングができなければ採点の4つの基準のうち少なくとも2つの部門で不利になる。

というわけで、リスニング力がないと、たとえ他の能力(あるいは思考停止のテクニック)のおかげで一次試験を突破したとしても、二次試験に合格するのは非常に厳しいのではないかな。

 

 

英検1級一次合格者でも発音は中学生以下

1回目の授業でLとRの訓練をする

 

とはいっても、一次試験に3回も合格している身として、何とかなるだろうというプライドがあった。

現実を目の前にして、その幻想はぶっ壊されたよ。

 

僕は前回の英検1級二次試験の結果を(ようやく)反省し、発音の練習にとりかかった。

オンライン英会話 ネイティブキャンプを使ってだ。

発音トレーニング 初級を選んだ。

「初級だし、何とかなるだろう」という思いだったんだけれど、それが違った。

講師の先生からどのように言われたかというと

 

素晴らしいね。でも、ちょっと訓練するところがあるね~。

 

で、その訓練すべきところはというと、何とLとR

本来小中学校で矯正できたはずのLとRの発音を、まさかそれから10年近く経って指摘されるとは思っていなかったよ。

よくこれで、前回の二次試験で発音部門で10点中6点を取れたなと思ったよ。

 

冷静に考えればそうなのだけれど、読解ができるのと発音が良いことは全く別の話だ。

しかし、なんとなくTOEICなどの結果から「僕は英語ができる」とぼんやりと思っていたから、ショックだったよ。

 

変に読解や単語ができてしまうと、自分は英語の総合点が高い→自分は英語ができる→自分は発音もできるという謎の論理展開に陥ってしまうから、早め早めに矯正することをオススメするよ。

 

発音と会話を鍛える方法



発音や会話はひとりではできない

 

では、発音を鍛えるにはどうすればよいか。

最も適切なのは、実際にネイティブの人に検査してもらうことだ。

 

文法や単語、読解であれば自分でできる。リスニングもCDさえあればデキル。英作文も、日本人講師に添削してもらえれば対策は可能だ。

しかし発音は英語ネイティブでなければ訓練はほぼ不可能だろう。

 

そういう際、オンライン英会話は非常に役に立つ。

僕のやっているネイティブキャンプは数あるオンライン英会話の中でも優秀で、例えば英検対策も十分可能だとおもう。

 

というのも目的によってコースが細分化されているんだ

僕の場合、発音コースを現在受講している。

名前の通り、発音の矯正を集中的にしてくれるコースだよ。

 

ある文章を朗読して、その中でおかしなところがあれば訂正する。

一回の授業だけでも、オーディオを使ったり、速く読む練習をしたりと、バラエティに富むよ。

 

そしてもう一つ、5分間ディスカッションも受講している。

これは、ひとつのテーマに沿って5分間程度自分の意見を言う訓練をする授業だ。

これは、英検の二次試験におけるショートスピーチ、そして質疑応答の訓練になるだろう(英検準1級以下の級ではそこに特化したコースも存在する。1級は残念ながらまだないのだけれど)

 

前回二次試験を受けたときは、目的を深く考えず日常英会話コースを受講していたけれど、目的をはっきりさせずに受講しても上達しないということは、前回の受験結果で思い知ったよ。

 

さらに、授業では専用のチャットを使うのだけれど、そのチャットが後から見直すことができる。

あるいは、授業後先生から授業で学んだことの書かれたメールが届く。

すなわち、授業中訂正されたところを復習できるということだ。

 

前回二次試験受験時は、こういう機能を使って復習することがなかった。受けっぱなしだったことも、成長しなかった一因だと思うよ。

その反省をして、現在はちゃんと復習しているよ。

みんなは失敗することなく、最初から復習をしようね。

 

まとめると

英検の二次試験は、一次試験に合格したとしても受かるわけではない。また、どれだけリーディングができても発音が中学レベルかもしれない。そういう点を真摯に受け止めて、オンライン英会話を使って発音・会話の訓練をしよう。

 

今回はここまでだよ。

徹底的に努力をし、合格を勝ち取りたいよ(^●ω●^)

 

 

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