カワウソが人間界最強の言語を手にする物語

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Duolingoでラテン語やったら思ったより簡単だった件

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はいどうも、カワウソだよ。

Duolingoでスペイン語を初めて数か月、いつの間にか僕は他の言語にも興味がわくようになった。

その一つが今回紹介するラテン語。これは、現在僕が勉強しているスペイン語やフランス語、それ以外にもイタリア語やポルトガル語のもととなる言語の一つだ。

 

いまこの言語を母国語として話す人はほとんどいない(バチカンは公用語としているが、日常ではイタリア語が主のようだ)けれど、昔は宗教や学問で使われていた言語だ。今でも欧州各国では教養の言語としてラテン語を学ぶことがあるという。

Duolingoでは、この有名言語のコースが長い間存在しなかったのだけれど、ついに2019年の8月、ラテン語コースが誕生した。とあるYouTubeのコメントで見たのだけれど、長らくラテン語がコースに登場しなかったことに関して、「Duolingoはラテン語が嫌いなんだ」というネタもあった。それほど待ちわびられていた言語だったから、これに歓喜したDuolingoユーザーも多いと思われる。

今回は、ラテン語について簡単に説明するとともに、Duolingoでラテン語を学習して思ったコトを書いていくよ。

 

ラテン語の特徴・歴史について

欧州におけるラテン語は日本における漢文

そもそもラテン語とはなんだろうか。一度確認しておこう。

ラテン語は、イタリア中部、ラティウム地方のラテン人が使っていた言葉で、ローマ帝国の公用語として使われたんだ。

ローマ帝国がヨーロッパで拡大した影響で、現代のポルトガル語・スペイン語・イタリア語・ルーマニア語・フランス語などに強い影響を与えている言語だ。

また、ゲルマン語族である英語やドイツ語にも、語彙などの面で大きな影響を与えているよ。

 

知的な場ではラテン語は公用語とされ、現代でも教養の印とされている。日本でいうところの漢文みたいな感じかな。

また、地域的な偏りがないとされていることからか、生物の学名にはたいていラテン語で命名されるよ。

そんなラテン語、公用語として使っている国はバチカンのみで、しかもそのバチカンでさえも、日常会話はイタリア語だそうだ。

なかなか苦しい立ち位置にあるというのが現実のところだよ(なお、iPhoneの言語設定にもラテン語はありませんでした)

 

 

Duolingoでラテン語をやってみた結果

文法はスペイン語と共通するところがあり楽に学べる

ではここから、Duolingoでラテン語を実際にやってみた感想を書いていくよ。

ラテン語の文法は、けっこう簡単だったよ。

 

というのも、僕がスペイン語を学んでいたことが大きいと考えているよ。

ラテン語とスペイン語は文法的に非常に似ているところが多い。なんせ、スペイン語はラテン語から派生しているのだから当然といえば当然だ。

例えば、スペイン語の動詞では1人称・2人称・3人称で形が変わるし、それが単数か複数かによっても変化する。

これはラテン語とも共通しているよ。

 

これが、英語しか知らない人がラテン語を習おうとすると、ちょっと戸惑うだろう。ドイツ語ネイティブもちょっと苦労するかもしれない。

その点で言うと、スペイン語をあらかじめ習っていたおかげで、負担が少し減っているよ。

 

単語もスペイン語とも共通点あり

また、単語の面でも、スペイン語を習っていたおかげでラテン語の習得は比較的簡単になっていたと感じているよ。

例えば、『』。英語ではloveだれど、スペイン語ではamor(アモール)、そしてラテン語ではamare(アマレ)だ。

ちなみに、サッカーの長友選手の発言で話題となった『アモーレ』は、イタリア語で愛を表すamoreだ。

 

他にも、建物(英語ではbuiling)は、スペイン語ではedificio、ラテン語ではaedificiumだし、水(water)はスペイン語でagua、ラテン語ではaquaだ。

英語やドイツ語、あるいはスラブ系のロシア語なんかをベースにして学習するとラテン語は大変だろうけれど、スペイン語やイタリア語などラテン系の言語を母語としている人にとっては、かなり学習しやすい言語なのではないかな。

 

ラテン語の発音は癖が強い

では、発音はどうだろうか。

上の動画で確認してほしい(ラテン語は 6:00~)

あくまで雰囲気だけれど、セリエAの解説者っぽい。

なんというか、やはりイタリア語やスペイン語と似た感じがするよ。

 

Duolingoにおいては、教会のラテン語をベースにしているのか、スペイン語の音声よりも格式高く感じられるよ。

(↓動画の2:53を参考)

正直、ラテン語のネイティブスピーカーが世界にほとんどいないはずなので、Duolingoにおけるラテン語の発音が実際のラテン語と合致しているかはちょっと疑わしいよ。

 

ラテン語学習を通して新たに言語を学習しようと思った

イタリア語・ポルトガル語の勉強欲を助長させる

ラテン語をduolingoで学習して、文法や単語の面で、スペイン語とかなり共通点が多いことを知ったよ。

そこで思ったことだけれど、ラテン語を学んだことによって、他のラテン系言語の学習も簡単にできるようになったのではないかと考えたよ。

すなわち、イタリア語やポルトガル語、フランス語などの言語も習得しやすくなっている可能性がある。

 

せっかくのことだしラテン系言語のどれか一つは、学びたいと思っているよ。

今のところ考えているのは、イタリア語ポルトガル語

フランス語は若干発音が他のラテン系言語から乖離しているし、個人的にもフランスよりも地中海系の国に興味があるしね。

ポルトガル語の方がスペイン語とも似ているようだし、話者人口的にもポルトガル語の方が広範に使えそうだし、おそらくポルトガル語を練習すると思うよ。

 

今回はここまでだよ。

まとめると

ラテン語は、文法、単語の両方の面で、スペイン語と共通している点が多い。

せっかくラテン語を学んだのだし、ポルトガル語など他のラテン系言語にも挑戦していきたい。

 

みんなも、ラテン語を勉強してインテリぶろう(^●ω●^)

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