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【ふざけるな】TOEIC900点をとるのに高額noteはいらない

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はいどうも、カワウソだよ。

TOEICに関する教材は多い。英検やTOEFLなど他の英語資格と比べると圧倒的に多い。

しかしそれだけ教材が多いということは、めちゃくちゃ粗悪なものを買ってしまうリスクも十分あるということだ。

 

書店に並ぶ教材だけではない。今はブログやnoteなどで、素人が気軽に文章を書いて発表できる時代だ。

そういったものの中にも、有料noteや有料メルマガなどで小銭を稼ぐ輩がいる。

メルマガに関してはあまり知らないのだけれど、noteに関してはたいてい相場が決まっているようだ。いくつかの英語関連noteを観閲してみたところ、その多くは500円以下で販売されている。後述するような、すごく英語力の高い人でも、noteはだいたい500円くらいだ。

しかし中にはそういう相場から外れ、5,800円という『法外な』料金で販売しているものもある。

もちろん、高く販売すること自体を責めることはしない。買いたい人は買えばいいし、買いたくない人は買わなくてもいい。それで勝ち残っていいのが(少なくとも従来の)資本主義だ。

 

しかし、TOEIC900点をとった僕から言わせてもらうと、TOEICで高得点取得するのに1000円を超えるnoteやメルマガを購入する必要はない。

もし5000円強を使うのであれば、noteやメルマガではなくむしろ問題集を買った方がいい。

今回は、TOEICで900点を取得する際に高額noteを買う必要があるかどうか、かんがえていこう。

 

勉強法を真似したところで成績が上がるわけではない

『あの人の勉強法』はあなたの勉強法とは違う

そもそも論として、僕は『○○を達成した私の勉強法』的なものにお金をかける価値は一切ないと考えている。

というのも、その人にあった勉強法が自分にあっているかわからないし、そもそもその勉強法で著者が成功したかどうかもわからないからだ。

 

どういうことか。ズバリ、『○○の勉強法』を書いた人がもともと特定の分野においてハイスペックだという可能性が十分考えられるからだ。

例えば、『長期学習という勉強法で私は英単語語彙量を2万にした。だから英語学習には長期コツコツ学習しかありません』という主張があるとする。

しかし、本当にこの主張者は長期学習のおかげで語彙力を上げたのだろうか。いや、他の原因も十分考えられる。

 

例えば、この提唱者の記憶力が一般人の10倍よければ長期学習というよりもその記憶力のおかげだろうし、長期学習といって同じ参考書を何十周も繰り返し読んだりいろんな参考書を何冊も買っていたりしていたのであれば、それは単に学習量による成績向上でしかない。

よくこういった学習法の書籍のまえがき(もしくはあとがき)では、「私が特別な才能があったからだとお思いの人がいますが、私はむしろ平凡な人間です。しかしそんな凡才の私でも○○学習法のおかげで合格することができたのです。」というようなことを書いてある。謙遜も入っているのだろうけれど、とにかく勉強法のおかげで人生が変わったのだと主張したいのだろう。

では、その勉強法を実践して失敗した人は凡才未満ということになるのだろうか。『誰でも受かる』勉強法でしくじったら想定外の馬鹿だということになるのだろうか。

僕はそうは思わない。たまたまその勉強法が著者にあっていただけで、あなたにあっているわけではないのだろうと思う。だって、もしそういうものが存在しているならば、戦後75年、高度経済成長期から50年、人々が書籍を気楽に買える時代になって何十年も経った今なお新しい勉強法の書籍が出版されているのはおかしいだろう。いまだに勉強法の本が新しく出版されているということは、今なお良い勉強法に巡り合えていない人がいるということだ。

合うか合わないかわからないものに投資するのは、少なくとも勉強法においては『無謀』でしかないと主張しておくよ。

 

勉強法よりも実践が大事

インプットにお金をつぎ込んでもほぼ無意味

上で、『5800円の高級note』について少し触れた。

そのnoteの作成者によると、これはTOEIC1回あたりの受験料と同じで何度も受けるよりもこのnoteを読んだ方がお金や時間を節約できるといっている。

しかし、この考えもまた間違いであると指摘しておこう。

同じ値段であれば、高額noteを買うよりも、TOEICを1回受けたほうが効果的だ。

 

何かを記憶する際、インプット(入力)よりもアウトプット(出力)の方が圧倒的に大事だということがパデュー大学の研究で判明している。

実験では、ヒンディー語の単語を一度記憶してテストを行い、その後①~④の勉強法を使って1週間後もう一度確認した。

①すべての単語を暗記しなおし、すべての単語を再テストする
②間違えた単語のみ暗記しなおし、すべての単語を再テストする
③すべての単語を暗記しなおし、間違えた単語のみ再テストする
④間違えた単語のみ暗記しなおし、間違えた単語のみ再テストする

この4つのグループで1週間後にテストをすると、①②のグループは③④グループよりも2倍近く良い点数を取ったのだそうだ。

(参考 こうすれば記憶力は高まる! ~脳の仕組みから考える学習法

①②と③④の間にある違いは、『すべての単語を再テストしたかどうか』だ。何度暗記しなおしたところで、再テストという形で『思い出し』をしなければあまり効果はなかった。何度も暗記することよりも、実際にやってみる方が効果的なんだね。

この実験結果は広く適用できるだろう。脳科学者池谷裕二氏も、この結果をもとに『教科書・参考書よりも問題集を何度もやろう』と主張している。

 

インプットを全くしないのはまた別問題だけれど、高級noteを読まなくてもTOEIC990点満点を取得している人はいる。僕自身、参考書は一切使わず問題集だけでTOEIC900点を達成した。

だとすれば、バカ高いnoteやメルマガにお金を費やすのではなくて、問題集を買ってやりまくった方が効果的なのではないかと思うよ。

(例えばTOEIC公式問題集は3300円。一見高いけれど、noteや勉強法の本を買うお金を我慢すれば買えないことはないとおもうよ。)

 

TOEIC900点取得者がオススメする有料note

優れた文章が安価で発売されている

とはいっても、どのように勉強すればよいかわからない方もいる。

そういう人のために、僕がオススメするnoteを紹介していくよ。

 

なんといってもオススメなのはひょーどるさん。

TOEIC990,英検1級,国連英検特A級(一次)に合格している、もうなんというかすごい人だ。英語に関しては完璧といっていい。

そんなすごい人が、非常に的確かつシンプルにさまざまな勉強法をまとめている。

 

その中でもオススメなのが、iPadを使った勉強法に関するnoteだ。

ぼくのかんがえたさいきょうのiPad学習法 2019/12/14更新

 

デジタル機器中毒の人は多いと思うけれど、そういう人にとってこのiPad学習法は大変ためになるだろう。

僕もひょーどるさんのオススメする勉強法を一部取り上げている。

一般的にはデジタル機器での勉強は紙媒体よりも定着率が低くなるという科学データもあるのですべてデジタル化はしていないのだけれど、例えばAnkiなどのアプリは実際に体験してみて効果を感じたから採用している。

いちいちどのアプリがいいか探索するのが面倒だという人は、ぜひひょーどるさんのnoteを参考にしてほしいよ。

ほかにも、自分の英語力がどのレベルかによって、読むべきノートが存在する。かなり細かく、かつ具体的に書かれているからオススメしているよ。

 

そして、僕自身のnoteもオススメしておこう。

1ヶ月で確実に英検1級レベルの難関英単語を3000語覚えるための科学的に正しい方法

英語全般ではなく語彙に限定した内容だよ。

『想起学習』『多様学習』など脳科学的に正しいと証明されている学習法をもとに、僕自身の体験も含めて書いているよ。

 

 

 

今回はここまでだよ。

TOEICは、適切なものを適切な価格で買えば900点に達することはできる。

だから、法外な値段で何かを買う必要はないことを頭に入れてくれると嬉しいよ(^●ω●^)

 

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