カワウソが人間界最強の言語を手にする物語

カワウソは、英語する。

英語-通訳案内士

通訳案内士試験(英語)の問題がどうかしていた件

更新日:

はいどうも、カワウソだよ。

通訳案内士試験の過去問集(英語)を購入し、平成30度版を解いてみたよ。

本当は英検1級に合格して試験免除制度を使いたかったけれど、不合格だったから仕方ないね。おとなしく免除無しで受験に挑むよ。

2018年度第3回英検1級結果

 

今回は、そんな通訳案内士試験の問題を解いた感想を書いていくことにするよ。

地理・歴史・一般常識の問題についてはこちら↓

通訳案内士試験の過去問(地理・歴史・一般常識)解いたけど異次元すぎた件

 

 

通訳案内士・長文問題

まったくできない(法律的な問題で)

平成30年度の通訳案内士試験は、3題の長文問題から始まった。

しかし、過去問を見る限り全く太刀打ちができない。たぶん、偏差値150あっても無理な問題だ。

というのも、文章が著作権上の理由で省略されているんだ。

英語力以前の問題だね。

 

問題文から判断するに、日本文化や観光に関する英文が出題されるようだ。

そして、問題は、英文法や句動詞、内容一致問題、文中の単語の意味を問う問題、英文和訳等がある。(すべてマーク式)

内容は一部変更されているけれど、平成23年度以前の過去問では文章が省略されていないし、また問題内容も共通する部分がある。

どうしようもないので、H23以前の問題を参考にするとともに、英検やTOEICを使って全体的な文法力・長文読解力を育んでいくことにするよ。

 

文法問題

英検2級レベル

大問4は、日本語の英訳問題。とはいっても平成30年度試験ではすべてマーク式だよ。

10年以上前の試験では実際に訳文を記述させる問題があったけれど(それも京大入試の和文英訳のような長文)、それと比べるとかなり易しい。

感覚としては、英検2級の文法問題が解ければ十分解けるような問題だよ

 

ただし、単語のレベルはなかなか高い。condiment(香辛料)なんて単語も出てくる。こういうのは英検やTOEICだけやっててもであうことがないだろう。

しかし、間違いの選択肢があまりにハチャメチャな文法なので、消去法で正解を選べるようにできているよ。

 

とはいえ、単語の知識はないに越したことはないから、単語の暗記には鍛錬していくよ。

 

最大の難関は英語力にあらず

日本の文化・名所について出題される

しかし、おそらく僕にとって最大の関門になるのは、長文でも文法でもない。

説明問題だ。

最終問題では、用語や写真に関して正しい説明を選ぶのだけれど、これがまあ難しい。

 

例えば、紬(つむぎ)についての説明はどれかを選ぶ。

あるいは、迎賓館の写真が出されて説明を要求される。

 

選択肢の文章自体はそう難しいものではないものの、知識が全く持ってない。

紬に関して、何か着物とかで使われるヤツという知識しかない僕にとっては太刀打ちできない問題だったよ。

 

英語の試験と言えども、ここは通訳案内士試験。

日本文化や地理の知識がないとわからない問題ばかりだったよ。

いいわけになるのだけれど、今の10代、20代の人は知らないようなことが多いよ。

学校で学ぶようなことではないけれど、改めて「紬ってなに?」と聞かれたら答えられる人はそう多くない。特に若い人は8割くらいの人は説明できないんじゃないかな。

 

というわけで、最も頑張るべき分野は、英語力ではなくって、日本に関する知識のようだね

今回はここまでだよ。

英語力だけでなく、日本に関する知識をより広範かつ詳細に持って合格したいな(^●ω●^)

 

 

令和元年度通訳案内士試験を受験しての追記(英語)

 

令和元年度通訳案内士試験を受験してまいりました。

英語科目は合格でした。その代わり、日本歴史が不合格で、今年度は二次試験にすすむことが許されなくなりました。

以下、英語の受験感想を書いていきます。

 

文章題は、まあまあの難しさでした。内容どうこうではなく、語彙が難しい。英検1級・準1級レベルの熟字訓が出題されました。

また、前置詞のニュアンスがわかっていないと解くのが難しい問題が出題されました。大学受験では直接とわれないけれど基本的な知識です。これが抜け落ちていると合格は厳しいでしょう。

 

内容一致・語彙を問われる文章題が2題出題され、その次の文章題は、英文和訳でした。

文章の一部に下線部が引かれており、その和訳を問うもの。

これも、一から訳そうとすると大変難しいでしょうが、部分部分を考えていくとどうってことはありません。

 

それよりも個人的にてこずったのが、日本語英訳

直訳を考えるのではなく、文法的な正しさを念頭に置いて選択肢を読んでいくと正解にたどり着けるかと思います。

私はもとの日本語に気を取られすぎて、1問間違えました。

 

最後、日本の文化や地域を英文で説明する問題

これは、英語の力はあまり要りません。

例えば、金沢の写真が掲載されているのに、選択肢には、Kagawa prefecture と書かれていたりする。

知識を間違わない限り全問正解できます。

しかし、若さゆえの経験不足というか、ちょっといい居酒屋に行ったことがないのが裏目に出て、「杉玉」に関する説明問題で不正解となりました。

 

それでも、自己採点では100点満点中82点。なかなかのものだったと自負しています。

英検1級レベルの英語力があれば十分です。英語力はそこそこに、日本に関する知識を入れた方が高得点を取れるのではないかと思っています。

これから受験される方へのアドバイスといたしましては、英語はあくまでも『手段』であること、日本に関する知識をとにかくいっぱい入れること、これを頭に入れておくとよいでしょう。

 

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