「もう英語の勉強は必要ない」論が正しくない理由

2018年12月28日 0 投稿者: yamada-otter

はい、どうも。ヤマダカワウソだよ。今日も学んでいこう。

現在、AIの到来により翻訳技術は格段に向上している。

そんな中、時たまこのような声を聴く。

 

「もう英語を学ぶ必要はない」

 

しかし、そうは言ってもいまだに英語学習者人口は減りそうにない。

 

果たして、本当に英語学習は将来要らなくなるのだろうか?

僕は、以下の理由から、英語学習は多くの人にとって必要だと考えるよ。

しかし同時に、考え方さえ変えれば、必ずしも英語を勉強する必要はないとも同時に思っている。

今回は、そのあたりについてかんがえていこう。

 

 

 

英語が大事なのではない、海外の情報が大事なのだ

『ほとんどの人に英語は必要ない』論はある意味正しい

まず、結論から言おう。

過半数の日本人にとって、英語を勉強する直接的なメリットは皆無だ。

 

おそらく多くの英語学習支持者の考えと違うところだろう。

しかし実際のところ、もし翻訳技術が完成化されれば、わざわざ英単語や英文法を学ぶメリットは、直接的にはないよね。

脳トレの効能があるなどのデータもあるけれど、読んだり書いたりするにおいては、翻訳機能を使った方がコスパがいい場合もあるだろう。

 

ただ、通訳など、直接的なコミュニケーションで英語を使う人は、英語を学んだ方がいい。そこは、コミュニケーションなのだから、機械ではなく、面と向かって話すためにも、英語などの外国語を学ぶ必要はあるだろう。

しかし、それ以外の人にとっては、正直なところ、英語を英語として学ぶ直接的なメリットは、そこまで大きいものではないとおもうよ。

 

しかし、直接的なメリットは少ないだろうけれど、英語学習の間接的なメリットは非常に大きい。

正確には、英語を学ばない(間接的な)デメリットが非常に大きいんだ。

 

どういうことか、みていこう。

簡単に言えば、英語を勉強すると、英字新聞・英字雑誌を読める。

あるいは、海外の人とSkypeを介してコミュニケーションができるね。

 

もちろんこういうことは、翻訳技術が向上すれば、英語を勉強しなくても理論上はできる。

しかし、理論上可能といっても、ではどれだけの日本人が、翻訳されたTIMEを読むだろうか。

 

英語がある程度できれば、それを使いたくなる。雑誌や新聞でなくとも、小説や海外のノンフィクションを読む人は多いと思われる。

それをしないのは、一部の学者とTOEICkerくらいじゃないかな。

 

一方で、邦訳された、あるいは手軽に邦訳可能な雑誌があったとして、それを日本人の何割が読むだろう。

今まで「英語だから」と素通りしてきた雑誌に日本語版ができたとしても、それが日本ではやるかどうかはわからない。僕個人としては、TIMEが週刊文春ほどはやるとは思わないよ(内容が違うというのもあるけれどね)

 

もちろん、これはあくまで僕の主観だ。

英語ができる人の何割が海外の雑誌新聞や本を読んでいるかはわからないし、それに、海外の書籍の翻訳版が日本で売れたことも多々ある。

だから、英語が苦手でも「TIMEの邦訳版がでたら絶対買おう」と思っている人は、間違ってはいないとおもうよ。

 

大切なのは、英語そのものではなくて、海外からの情報をそのまま受け取れられるかどうかだね。

 

海外のニュースを知ることの重要性

日本人は情報のガラパゴス化に気付こう

このように言うと、「日本にだって、優れた情報媒体はあるだろう」という声がでてくるかもしれない。

たしかに、日本は新聞王国だし、ネットを調べれば豊富な情報が日本語で知ることができる。

 

しかし、ネットはともかくとして、新聞や雑誌で得られる情報はかなり少ない。

少なくとも、世界的な事情に関しては、日本の紙媒体やマスコミはかなりガラパゴス化しているというのが実感するところだよ。

 

例えば、TIME2018の「今年の人」に選ばれたジャマル・カショギ氏について。

新聞や週刊誌はどれだけのことを報道しただろうか。

これは佐藤優さんも言っていることだけれど、日本の新聞は、特に中東に疎い

石油輸入大国にも拘わらず、どうも日本の新聞はアラブに弱い。

 

これに興味をもってネットで調べる人が出ればいいけれど、テレビで報道されることが少ないと、大事と受け取る人が少ないから、自分で調べる人も結果的に少なくなる。

そうなってくると、日本全体がガラパゴス化してしまうんだ。

 

一方の海外雑誌。

アメリカやヨーロッパは、中東地域とは歴史的・地理的につながりがある。

そういうことも影響してか、少なくとも日本のマスコミよりかは中東に詳しいし、カショギ氏のことも大きく取り上げている。

アメリカの雑誌とあって、アメリカの話題(日本人にとってローカルネタに思われる話題)もあるけれど、それでも中国や欧州・中東・アフリカの話題も数多く掲載している(最近は日本関連の記事はほとんど見ないけど)

 

英語が読めなくても、世界で何が起きているか、世界の人は何に注目しているのか、そういうところを知ることが、これからは必要になってくるのではないかな。

 

まとめると

 

英語を勉強する必要は、直接の意味ではあまり多くはない。

しかし、英語学習に伴い、海外の新聞や雑誌・ニュースを読むことで、世界が注目している情報を手に入れることが容易になり、情報のガラパゴス化を防ぐことにつながるのではないか。

 

ということだね。

今回はここまでだよ。

 

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